about

Global能楽社について

日本が誇る文化の宝庫である伝統芸能「能楽」。その確固たる芸術性を我が国の宝として、守り、伝え、広げることを目的とした新会社です。約700年もの間、変わらずに続く能楽を、さらに次の700年へ伝承するため、現代に出来ることを思案し、弊社では“伝統を守り伝えるマネージメント事業”と、“新たなチャンネルから伝え広げるプロデュース事業”に取り組みます。国や地域を問わずに世界中で一人でも多くの人が能楽を観たことがあるという未来を目指しています。

《事業内容》
1.能楽を伝承する〝家〟と〝能楽師″のマネージメント事業

能楽の世界では、能楽師の世襲により代々続く〝家〟が数多くあります。各々の〝家〟では、無形である芸の伝承とともに、有形の能面や能装束など芸術活動に欠かせない財産も継承しています。これまで〝家〟の多くも、またほとんどの能楽師の活動も、個人事業で続いてきました。しかしながら、その経営や運営にマネージメントを要する時代を迎えています。能楽の伝統に欠かせない、そんな無形と有形の財産を堅実に次世代へ受け渡すため、弊社では、そのマネージメントを行っています。

2. 能楽を新たなチャンネルから能を紹介するプロデュース事業

◆能楽公演「ひとつのはな」の主催、企画制作
「能を初めて観る人へ」のコンセプトを掲げて、能楽公演「ひとつのはな」を2018年に発会しました。「初めての能楽鑑賞を楽しめる」公演として始動し、現在では、「初めてでも何度でも、楽しめる」公演へ。公演当日は、複数のカメラが様々な角度から生の舞台の様子を収録し、視聴者が新たな視点から楽しめる映像作品として、配信事業も行っています。

◆企業のニーズに合わせた柔軟な公演制作
 企業の顧客様向け貸切公演、研修またはインセンティブ旅行の教養イベント、国際会議及学会におけるアトラクション等、様々なシーンや規模でのご要望に柔軟にお応えできる企画制作を行っています。日本の素晴らしい芸能を通して、我が国の文化と心をご紹介します。

◆映像を生かした能楽のプロデュース
 直近では、アメリカドラマ『SHOGUN 将軍』第6話の能のシーンをプロデュース。また、主催公演映像のアーカイブ化と配信、能楽の映像・写真の諸権利の処理をパッケージとしたワンストップの貸し出し事業も行っています。
 

《会社概要》
社名 株式会社Global能楽社
The Global NohGaku Company Co., Ltd.
代表取締役 清水 美穂子
取締役 / 広報・PRディレクター 石田 有紀
所在地 〒164-0011 東京都中野区中央1-26-6-205
Email aflower-info@nohgaku-experience.com
公式サイト http://nohgaku-experience.com/
設立 2017年(平成29年)7月
法人登記 2018年(平成30年)6月
資本金 500万円
事業内容 1. 能楽を伝承する〝家〟と〝能楽師″のマネージメント事業
2. 能楽を新たなチャンネルから能を紹介するプロデュース事業
 ・能楽公演「ひとつのはな」の主催、企画制作
 ・企業のニーズに合わせた柔軟な公演制作
 ・映像を生かした能楽のプロデュース
 ・能楽の映像・写真の諸権利の処理 など

 

《代表  清水美穂子プロフィール》

能楽プロデューサー
株式会社Global能楽社 代表取締役
公益財団法人武田太加志記念能楽振興財団 事務局長
元 一般社団法人映像実演権利者合同機構(PRE)代表理事
元 公益社団法人能楽協会 事務局長

米国留学中、能楽協会の海外公演にて現地通訳を務めたことから同協会へ入所。在職1年で事務局長に就任。約10年の勤務にて、公益法人制度改革に合わせた抜本的な組織改革を実現し、また、計15か国における海外公演の企画から現地制作までを請け負い成功を収める。同協会を離職後は、主にテレビ番組の役者の著作隣接権管理を行う団体の代表を務め、芸能プロダクション各社や放送局とともに、デジタル時代のエンターテインメントの在り方を模索する役割を担う。

その後、2017年にGlobal能楽社を立ち上げ、「能を初めて観る人へ」のコンセプトを掲げて能楽公演「ひとつのはな」を発会。当時は、多言語字幕付きで平日夜の短時間開催に加えて、フォトセッションや飲食サービスなどの付加価値をもって、外国人や初心者向けに特化した新たな公演として展開し、話題となった。コロナ禍以降は、愛好者でも初心者でも楽しめる企画に切り替えて再開。同時に、公演の生の舞台を複数のカメラで多角的に収録し、新たな視点から楽しめる映像作品として、「世界中の1人でも多くの人に能楽を観てほしい」というコンセプトで配信事業を継続している。

また、企業によるVIP向け貸切公演の制作や、能楽師のマネージメントも手掛けている。最近では、アメリカドラマ『SHOGUN 将軍』の能楽プロデューサーに抜擢され、第6話の能楽シーンの制作を担い、広い視野で「能」に関わる柔軟な立場でプロデュースを行っている。

『SHOGUN 将軍』公式特設サイト
https://dcam.disney.co.jp/disneyplus_jp/shogun/